スタッフブログ

どうせ滑るなら滑らせよう

広報部  データくん   

今日も寒さが一段と強まって霰が降っていました

今年の初雪はいつになるんでしょうかねぇ

 

雪道での安全運転は前にも書いたように

急発進、急ハンドル、急減速を避けるよう心がけること

ですが咄嗟に何かが起こればブレーキも踏むしハンドルも切る

そんな時その後どう対処するかがポイントになります

ハンドルの向きは?ブレーキは踏んだままでいいのか

自分の体験した実例を挙げながら解説していきましょう

駆動方式はFFです

 

CASE1 カーブで滑った場合

カーブを曲がっている時雪の為外側に流れだした事があります

この場合の行動選択肢としては

1.ブレーキを踏み減速してタイヤグリップを回復させる

2.カウンターステアを当て頭を外側へ向ける

咄嗟の場合おそらくこのどちらかの行動を取るのではないだろうか

自分なりに検証してみましたがおそらく

1.はもっと滑ってスピンもしくは歩道縁石にヒット

2.は向きは変えれる可能性はあるがグリップした途端外に吹っ飛ぶ

という考察に至りました

ではどの様に回避したのかと言いますと

車の向きは通常より内側を向いているので

カウンターはほぼゼロカウンターの状態で

外に向かってスライドしていますからアクセルを踏みます

この時アクセルは目一杯踏んではいけません

ハーフアクセルぐらいでタイヤが若干空転するかしないか

ぐらいを見極めて調節してください

できる限りタイヤに前へ進む力を加えてやります

そうすれば自然と車はカーブ出口に向かって進んでくれます

 

CASE2 凍結路で止まれない

昔ABS(アンチロックブレーキシステム)なんてものが付いていない時

凍った路面で滑ったことがあります

前方には車が止まっていてどんどん迫っていきます

ここでとった行動は目一杯ブレーキを踏んだ!

ではなくブレーキを放すということ

タイヤがロックしたことで滑っているのですから

タイヤを回してやれば止まれないにしろ方向は

変えることができる

ということで幸運にも対向車がいなかったので

隣の車線へと逃げることに成功しました

止まらなければいけない時にブレーキを放す

これはかなり勇気がいりますがこういう回避方法もあるのです

 

とは言え雪道に慣れた頃にはどうせ滑るなら

はじめから滑らせておけば制御しやすいと

アクセル多めにずりずり走らせていたのでした(^_^;)

最近の車はどんどんハイテク化されABSやTCS(トラクションコントロールシステム)

VSA横滑り制御装置なんてのも標準でついていたりしますね

でも機械を過信しすぎずにどんな状況においても正確な判断と操作が

できるように日頃から運転技術をしっかり身に着けているといいでしょう

運転講習なんかもいろいろなところで開催されていますしね

車の技術+運転技術で冬の雪道を乗り切ろうヽ(`▽´)/