電源のお話
2013年4月18日
先週は冷え込む日もありましたが、今週に入り三田市でも日中暑くなってきました
さて現在グループウェア導入に向けてサーバー用のPCを検討中です
今回はサーバー用ということで耐久性重視で構成して行きたいと思います
24時間点けっぱなしになるので簡単に壊れてもらっては困ります
特に重要かと思ったのが電源ユニットで安定して電気を供給し尚且つ
耐久性に優れたものを付けたい
PCに標準的に搭載されているATX電源にも性能に合わせた認証ランクがある
それが“80PLUS”です
なにそれ?おいしいの?というような見たことも聞いたこともない人も多いでしょう
簡単に説明すると家庭用のAC100V電源をパソコンで使うDC12Vや5Vに変換する
時の変換効率を表しています
80PLUSなので80%以上の効率で変換できることが認証されているわけです
この数字けっこう大事で例えばこれが70%の電源だったとすると
30%はただ熱として放出されロスになっているわけですね
実に勿体無いことです
これはパソコン以外でも言えることです
例えば流行りのLEDガーデンライトなどのローボルト機器
これらは大抵の場合、家の外部に付いているAC100Vのコンセントにトランスをつないで
DC12Vへと変換することが多いです
ここで電力ロスが発生していることは意外と知らない人も多いかもしれませんね
理屈はパソコンと同じです、変換時にトランス自体が電力を消費し熱に変わります
LEDライトを接続する時の説明書きなどをよく読むと製品の出力に対して
最大70%で接続してくださいというようなことが書かれています
わかりやすいように例をあげると
50Wのトランスでも変換効率が70%だと合計で35Wまでの製品しか
繋ぐことができないということになりますね
配線の長さや接続数など条件により実際はもっと複雑なんだと思いますが
トランスを選ぶ際はスペックが実能力なのかロス込の値なのかしっかり確認することが
必要ですね