スタッフブログ

ベトナムより

広報部  フィーリングガーデン   

突然ですが今週は遥かベトナムのハノイよりブログ更新させていただきます。 皆さんお忙しくされている中、長い間、お休みをいただき、大変申し訳ありません。

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今、ベトナムの人達は今月迎えるお正月(テト)の準備に忙しそうです。 家の前に飾る金柑の木、桃の木、金や赤のお正月飾り、果ては豚や鶏まで背負ってバイクに乗り、平然と走っている人を大勢見かけます。

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お正月に各家庭で飾る桃の木

バイクに二人乗りまでは合法だそうですが、そんなことはおかまいまし、三人乗りは当たり前、時々子供を二人抱えて家族4人乗りなんて人も…。 中にはタンスを背負っている強者もいて、なんでもありのベトナムの人達のたくましさはなんだかちょっとコミカルで見ていて楽しくなります。

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信号を守る人はほとんど無く、交差点は大量のバイクが入り乱れながらも暗黙のルールの中でうまい具合に流れ、皆が阿吽の呼吸で相手をかわしながら進んでいきます。ベトナムに着いた日はどうやって道を横断したらいいの?と疑問でしたが結論はバイクと車が止まってくれると信じて思い切って渡る!ということでした。 最初は戸惑ったこの方法ですが信号による渋滞がおこらないので案外合理的なのかもしれません。

街の歩道では朝から現地の人達が、フォーを食べたり、お茶やコーヒーを飲んで集っている姿をいたるところで見かけます。
そのほとんどが男性というのが日本人の私にはちょっと違和感があったので現地の方に聞いてみましたら、ベトナムでは長い戦争時代、男性が兵役で不在の家庭を女性が守ってきた名残りからか、強くてよく働くので今現在も日本のように男性が家族を養うという感覚はあまりないそうです。
ベトナム男性の姿は日本の主婦達が夫が働いている間に奥様同士でランチを楽しんでいる図の逆パターンなのでしょうか…。 なんだかちょっと考えさせられますね。

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3日目の朝、早めにホテルを出て孔子が祀られているベトナム最古の大学、文廟を訪れました。

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クラクションとバイクの音で賑やかな市街の喧騒が嘘のように、文廟の敷地内は綺麗に整えられた庭園が広がり、雑然とした街中とは別世界です。

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リュウのヒゲのようなグランドカバーが植えられている敷地内のいたるところに盆栽が飾られています。ベトナムにきて初めて外構やガーデニングという言葉があてはまる場所に出会ったような気がします。

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おさるさんの形に刈り込まれた庭木。
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レトロな荷車。なんだかお洒落です。

続きはまた第2弾で…。