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アナベルの植え付け

広報部  フィーリングガーデン   

先月篠山市にあるステンドグラス材料輸入販売商社、メリーゴーランドグラスの社長様より「自宅の庭にアナベルを植えてほしい」とのご依頼がありました。

弊社施工物件お庭を以前からご覧になっていて、そのお庭のアナベル群生をとても気に入っておられたのだそうです。

これまで何度もご自分でアナベルと思われる苗を買ってきて植えてみられたものの、咲いてみれば実は別の品種だったり、上手く成長しなかったり…と失敗の連続だったとのこと。

ある日、偶然にもすぎもとボーンクリニック様邸のお庭を施工したのが弊社だということがわかり、早速「あのアナベル群生を…」と工事を依頼して下さいました。

作業はまず芝生を剥がすところから。アナベルの根がよく伸びるように深く広く穴を掘り、土壌改良した土で埋め戻します。

肥料を施し、苗を並べて更に土を加え、最後に苗の周りにマルチをかぶせてタップリとお水を遣って作業完了です。

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施工前の写真 奥に生えているのはアナベルだと信じて買ってこられたアジサイの苗。咲いてみたら違う種類、違う色だったとのこと…。

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作業前日に運び込まれた苗と土、他材料一式

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苗を実際に現場に並べてレイアウトを決めます

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既存の芝生を丸く切り取り

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大きめに穴を掘ります

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土は掘り起こすと結構嵩高くなります。

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岩が多いのでつるはしも使って穴を掘ります

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真砂土に肥料等を混ぜてアナベルに適した土を作ります

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作った土で先ほど掘った穴を8分目埋め、肥料も加えます

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苗を置いて更に土を加え、最後はマルチで土壌を覆い、お水をたっぷり遣ります。

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仕上げに念を入れて栄養のある肥料を撒き

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出来上がり。 作業当日は台風一過後の快晴。さわやかな五月の風にアナベルの苗が揺れていました。

 

植物を植える際、既存の庭の状態をよく見きわめて適切な土壌改良をすることはとても重要です。

水はけや日当りの様子、粘土質なのか、石が多く出るところか、雑草の多い場所か、どんな種類の雑草が生えているのか、その土地の気候も含め、周りの植物の生育具合なども見ながらどんな土壌改良を加えるかを判断します。

「フィーリングガーデン・坂林盛樹園」では1年限り、その場限りの美しさではなく、もっと先々まで植物たちが快適に良い状態で生育できるように、また施主様にとってもお手入れのしやすい環境つくりのために最適な土壌改良を行います。その分手間も費用もかかりますが、長い目で見ると逆にリーズナブルであることを実感されたお客様がとても喜んで下さっています。そんなこんなでお庭工事、植栽工事のリピーター率が高いのも弊社の特徴なのです。

これからも植物にも施主様にも快適なお庭作りのためにまじめに取り組んでまいります!