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犬と私の10の約束

設計部  フィーリングガーデン   

今日はわが家の愛犬をご紹介いたします。

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リリ7歳。トイプードルの女の子。フリスビーが得意です。

生後3ヶ月の頃、友人の知り合い宅で飼われていたのですが、当時2歳の先住犬とそりが合わず、先住犬のほうがストレスのあまり脱毛、下痢、拒食を発症・・・「このままでは命すら危ない」、と心配された飼い主さんから子犬のほうを預かって欲しいと頼まれ、7年前の昨日、我が家の子になりました。

先住犬と元飼い主さんの神経をボロボロにするほどのおてんばだったリリですが、年月を重ねるごとに良い子になり、今では耳の遠い母に電話の音や来客のインターホンの音を知らせ、聴導犬さながらの役割を果たしています。そして年老いた母の話の聴き役になったり、散歩に付き合って健康維持に一役買ったり・・・今や私たちにとってかけがえのない存在になっています。

ある方の話では犬は自分が一度飼い主から捨てられたことを覚えているのだそうです。そしてもう二度と捨てられないようにリリなりに一生懸命頑張っているのではないかとのこと・・・。
本当にそうなのかどうかはわかりませんが、もしそうだとするとあまりにも健気でいじらしい愛犬をギュッと抱きしめたくなる衝動に駆られます。

これまで柴犬・ミックス・バーニーズマウンテンドッグ・秋田犬・ポインター・・・と色んな犬と暮らしてきました。
そんな中、新しい犬との出会いの際にいつも思い出すのが犬たちの本当の気持ちを表現したと言われる「犬と私の10の約束」です。数年前映画にもなりましたね。

1.  私と気長につきあってください。
2.  私を信じてください。それだけで私は幸せです。
3.  私にも心があることを忘れないでください。
4.  言うことを聞かないときは、理由があります。
5.  私にたくさん話しかけてください。人の言葉は話せないけど、わかっています。
6.  私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないでください。
7.  私が年を取っても、仲良くしてください。
8.  あなたには学校もあるし友達もいます。でも、私にはあなたしかいません。
9.  私は10年くらいしか生きられません。だから、できるだけ私と一緒にいてください。
10.  私が死ぬとき、お願いです。そばにいてください。そして、どうか覚えていてください。私がずっとあなたを愛していたことを。

何回読んでも8項目あたりから胸が一杯になって涙ぐんでしまうのですが、今や愛犬家の中では知らない人はいないとまで言われているこの言葉。動物と暮らすにあたって私たち人間が守っていかなければならないとても大切な約束だと思いつつ、毎年リリが我が家に来た日に思い出しては愛犬との付き合い方を省みています。