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植物達の縄張り争い

工事部  坂林 俊宏   

 

この時期はどうしても季節がら葉が落ちた寂しい写真しか撮れませんが、今日はちょっと気分を変えて

来年の春に向けて植物の生長にふれていきたいと思います。植栽をして間もない頃の写真です。

グランドカバーの植え付け間隔は約20㎝以上離します。

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 地面の茶色い部分はマルチング材です。この材料が万能で色んな役目をしてくれています。

①斜面崩壊防止  ②乾燥防止  ③保水性  ④草よけ  ⑤全体の引き締め感

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 ここまでの3枚の写真がH27年7月10日撮影した物です。

高木の間隔も混み合っていない状況です。

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 ここからがH28年5月26日に撮影したものです。僅か約10ヶ月でこんなにも植物たちが大きくなり

お庭に新しい空間を作ってくれました。正面、垂れ下がっている白い花がヘンリーズガーネット、その右

紫色の花がサルビア・ネモローサ  左側銅葉はディアボロ、正面手前下ヘリクリサムコルマ、

その後ろはオレガノノートンゴールド、更に銅葉との間ヤブレガサ(傘がやぶれたように見えることから)

右奥はペンステモン、その前はシモバシラ。勿論、花は綺麗ですがそれプラス葉の色も大切にしています。

(シルバー、銅葉、黄色、斑入り、萌葱色、萌黄色)などなど、さらに植物の高さのバランス。

ここが結構、大切です。

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この写真でわかると思いますが、高さを気にし過ぎて前側(通路側)に低いものばかり配置すると

ボリュウムがでなくなり奥行き感がなくなります。

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 引っ込ませて、また出して。次は引いて引いて、また出して。

奥のシルバーリーフはコンボルブルス

手前の斑入り植物アマドコロ(目立ちにくいですが、葉が丸くて非常に可愛らしいですよ)

場所によってはよく増えるので、時にはポットごと(ナイロン容器)植え付けます。

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 短期間でここまで生長したのも、お客様の絶え間ない努力のおかげだと思います。

植物に話しかけながらまた、雑草も引きながら灌水を毎日かけて頂いたんだと思います。

この子達の力でご近所さんにも笑顔が増えたらと思います。

では、来年の春を楽しみにしております。

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 *お庭づくり外構工事にどっぷり浸かりたい、他にない癒しの空間を造ってみたい。植物とふれあってみたい。

  そんな方をを募集しています。なぜこの空間はしっくりくるんだろう、小さい植物の生長から松の管理まで

  奥が広~い分野です。それだけに粘り強い精神力が必要です。(野球部みたいですね)

  若しくはお庭、外構、植物の事がものすごく好きでたまらない。好きこそ物の上手なれ、この人は凄い!

  お庭植物研究所より