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スペイン・バルセロナに行ってきました!!ご報告第2弾

広報部  フィーリングガーデン   

お待たせしました。

スペイン研修旅行第二話目はグエル公園のご紹介です。

グエル伯爵はガウディの良き理解者として、その才能を見抜き、強力なパトロンとしてガウディを支えました。

天才的な建築家やデザイナーがいくら壮大な理想を持っていてもそれを実現するためには膨大な費用がかかりますが、ガウディはグエル氏との出会いによって、次々に素晴らしい作品を世に生み出していきます。

その中でも世界遺産として登録されているグエル公園は当初はブルジョア向けの住宅地として計画・設計されたものだそうです。

残念ながら、公共の交通機関が無い、勝手に木の伐採が許されない、低く設定された建蔽率等が原因で、この時代の富裕層にこの計画はなかなか受け入れられませんでした。

この都市計画で売れた住宅はグエル伯爵の家とガウディの家の2軒だけという結果となり、1922年にはバルセロナ市によって買い取られ、今は世界中から訪れる多くの観光客でにぎわう公園となっています。

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グエル公園のシンボルともいえるカラフルな大トカゲ。このマダム、大トカゲとお揃いの服?

IMG_1944この公園のいたるところにちりばめられているモザイクタイルがとても可愛らしい…廃棄用タイルや割れたガラス等を再利用しているのだそうです。IMG_1880

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公園内を縁取る長ーいベンチにはところどころに排水口が設けられ、水が溜まらないように工夫されています。

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美しい曲線の階段手擦り。触り心地も良く、手にしっかりなじみます。まるで生きているかのようです。

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まるでフォトフレームのよう…とても可愛らしい窓。

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お菓子の家と呼ばれている建物の内部はお土産屋さんになっています。天井の形が独特ですね。

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モザイクタイルを貼ったベンチ。ガウディは人間工学にも造詣が深く、このベンチは人間の体に合わせたカーブで作られています。だからとっても座り心地が良くて何時間でも座っていられます。

ガウディの残した造形物に現代の私たちが実際に触って、座って、寝転んで…その素晴らしさを体感できるのは本当に素敵なことです。

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