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ミミズ・ナメクジが大量発生したら…

2016/12/08
    先日、お客様より、庭にミミズが大量発生して困っていらっしゃるとのご相談を受けました。

    せっかくの素敵なお庭…同じような現象でお困りの方のお役に立てれば…とその時のお客様への返信内容を転載させて頂きます。


    ■改良土を入れて植栽後しばらくは、3月~梅雨時期 9月~11月 の雨後に細いミミズが大量に門柱や壁などに這い上がってくる現象があります。 

    何年かしますとこの現象もおちついてくるようですし、ミミズそのものは、土中で土壌改良をしてくれるので、益虫とされています。 

    それでも大量に発生しますと、あまり気持ちの良いものではありませんね。 

    どうしてもミミズを駆除したい場合には、「椿油粕」「天然サポニン粕」を散布する方法あります。 


    3月~4月頃の日中、門柱や玄関のタイルのまわりの植栽エリアに撒いてたっぷり散水します。

     サポニンによって体表のぬめりを除去されるのを嫌がってミミズが地表に出てきます。 

    ミミズは日中に地表に出ると紫外線を浴びて死んでしまいます。植物への影響はあまりないようです。 

    これによって劇的に駆除できる訳ではないようですが、今のところはこの方法が一番効果的のようです。

     ネットでも売っておりますので、一度お試しになってみてはいかがでしょうか。 


    ■ナメクジについては、 

    (1)活動期の夕方から夜か早朝に根気よく割りばしで除去するか、 

    (2)夜にビールを容器にセットして酔わせて溺れさせるか、 

    (3)市販のナメクジ除去剤を使用する 


    ちなみにわたくしは、(2)+(3) と 植物の根元や植木鉢の裏などに見つけた時に 鋏で胴体を分割しています。(残酷?) ナメクジ捕獲用に 植栽エリアに植木鉢を伏せておき、時々植木鉢についているナメクジを 除去するという方法もあります。 

    また、 植木鉢などに 透明のナメクジ卵が10個くらい 付いていることもありますので、これも注意深く発見して除去します。

     また、買ってきた花の苗などをポットのまましばらく置いておくといつの間にかナメクジが中に住み着き根っこの部分に卵を産み付ける場合もありますので、注意して下さい。 

    いづれもなかなか面倒なことと存じますが、根気よく続けますと効果は出てきます。