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オープン外構とクローズ外構のメリットとデメリット

2018/02/04
    ◆オープン外構とクローズ外構のメリットとデメリット

    外構・エクステリアデザインはその敷地や建物との関係などによって実に様々ですが、まず大きくオープン外構とクローズ外構の二つのタイプに分けられます。

     この二つのタイプそれぞれのメリットやデメリットについて解説します。


    オープン外構 

    基本的には門扉やフェンスなどの囲いを設けず、開放的なお庭デザイン。 独立した門柱やポスト、シンボルツリーなどを中心に背の低い植栽などを配してさりげなく境界を示すことが多い開放的なプラン。 


    ■オープン外構のメリット 

    オープン外構のメリットは、なんといってもその解放感。 狭い敷地でも圧迫感を感じさせず、広がりを与えることができます。また道行く人との会話がはずむ等、近隣とのコミュニケーションが円滑になる利点もあります。 

    前面道路との境にロックガーデンを設けたり、インターロッキングなどで敷地の境界を示すとおしゃれな雰囲気に。 

    塀などの囲いが無いので日差しをたくさん取り入れ、風通しもよいというメリットがあります。 

    また、フェンスや門扉など、高価になりがちな建材をあまり使用しないので工事価格を抑えることができます。 

    外からの侵入は容易ですが、外から死角ができないことで逆に防犯性が高まる場合もあるともいわれています。 


    ■オープン外構のデメリット 

    どこからでも簡単に敷地内に入りやすく、前面道路から中が丸見えになるなどのデメリットがあります。

    お庭で周りの視線を気にせず、くつろぎたいという方には不向きでしょう。

    また、小さな子供さんやペットが簡単に敷地外に出てしまう恐れがありますので注意が必要です。 


    クローズ外構

    クローズ外構とは、プライバシー確保を重視して、比較的背の高い塀や生け垣などを設けて敷地と外をはっきり区分けする外構プランです。

    駐車場にもシャッターやゲートを設置し、門扉と合わせて鍵を掛けるなど、徹底して防犯対策を施したプランもあります。 


    ■メリット 

    クローズ外構の一番のメリットは、周りの視線を気にせずに、お庭でお昼寝したり、バーベキューを楽しんだり、心おきなく過ごせることでしょう。

    洗濯物を気にせずに干したり、ペットとお庭で遊ぶときも外に飛び出す心配がありません。 

    防犯機器をうまく取り入れて、盤石な防犯対策をとることも可能です。 またイメージ的に高級感や重厚感のあるデザインにすることができます。


    ■デメリット 

    どうしても閉鎖的であることは否めません。また、敷地やデザインによっては圧迫感を感じさせてしまう場合も。

    外からの死角ができてしまうため中途半端な防犯対策では逆に侵入されるリスクが高まります。また、塀や門柱はエクステリアの建材の中でも比較的価格を上げてしまう部分が多く、囲う範囲が広くなればなるほど価格が上がってしまいます。



    いかがでしたか?オープン外構・クロース外構、それぞれに良い点悪い点があり、どちらが良い外構とは一概には言えません。一番良いのは自分のライフスタイルに合ったお庭であることです。それぞれのメリットデメリットを見極めたうえで自分たちにとって何が一番大切か、よく吟味してくださいね。