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冬のお庭 メンテナンスの後で

アフター部  フィーリングガーデン   

こんにちは、アフター担当の宮地です。

4月にもなって冬のお庭のメンテナンスのお話もどうかと思いましたが、わが家の庭の 遅~い 冬の剪定を 3月のはじめにいたしました時に気づいた 大事なコトを2つご報告します。

毎年1月から2月に自分たちでする樹木の剪定を、今年はあまりにも樹高が大きくなりすぎたので、職人のSさんにお任せしました。樹木は、6M以上になった株立の「カツラ」、「コナラ」と、ちょっと調子の悪い 「ジューンベリー」。

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「カツラ」や「コナラ」は、薄紅色の新芽の春、涼しい木陰をつくってくれる夏、紅葉の秋、灰色の木肌の美しい冬、と一年を通して楽しめる大好きな木ですが、その生長たるや半端ではありません。植えて5年目くらいからぐんと大きくなるようになり、その頃から毎年 冬の剪定や根切りで生長をコントロールしています。

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剪定で出る枝や葉の量も半端ではありませんが、「カツラ」の小枝は背の高い草花の支柱にするとちょっとオシャレ、「コナラ」の枝はシイタケのホダ木にも良いし ストーブやピザ窯の薪にも最適です。

両者とも魅力的な樹木ではありますが、お庭に植えるにはそれなりの覚悟をもって管理しなければなりません。

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報告① 調子の悪い「ジューンベリー」ですが、不要な枝を切ると切り口の真ん中に穴が、、、ウッツ、、中から大きなテッポウムシが這い出して来ました。根元にも何やらオガクズ状のものがあったので気にはしていたのですが、、、そちらは以前薬剤処理していたのですが、幹の上部にもテッポウムシが入っていたとは、、、。

冬のお庭のメンテナンスは、枯れ枝や枯れ葉の掃除をして、気持よく春を迎える準備をするのがメインとなりますが、樹木の根元にオガクズ状のものがないかチェックする良い機会です。しっかりチェックして大切な樹木をテッポウムシから守ってくださいね!!心当たりのある方、今からでも遅くありませんよ!!

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報告② 剪定された「ジューンベリー」の枝ですが、花芽もしっかりついていたので居間の花入れに生けておりました。剪定から一ヶ月後、外の「ジューンベリー」と時を同じくして 今きれいに花が咲いています。しかも、ちょっと優しい良い香りがします。家の中で咲いたからこそ、「ジューンベリー」のその香りに初めて気づいた今年の春でした。皆さんのお庭に「ジューンベリー」がありましたら、是非一度その香りも楽しんでくださいね。