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世界一のクリスマスツリープロジェクト in 神戸

広報部  フィーリングガーデン   

プラントハンター 西畠清順が代表を務めるそら植物園の 「めざせ!世界一のクリスマスツリープロジェクト」が12月2日に始まりました。。

まずこのプロジェクトの先立って先月富山県氷見市に生息するあすなろの生木が特殊車両と大型船を使って神戸市のメリケンパークに運ばれています。

このプロジェクトには、神戸開港150年記念事業の関連事業として、 阪神・淡路大震災の鎮魂の想いから始まり、神戸から東日本大震災や熊本地震などの被災地への鎮魂、 そして復興と再生への願いも込められています。

発起人の西畠氏はこの大きな夢の実現のために自ら3億円の借金をされているそうです。そこまでして西畠氏が多くの人々に伝えたかったメッセージとは…あるインタビューで「この機会に、いかに自分たちの生活が植物や木々に守られているかということを考えてほしい。その思いをこういう目に見える形であらわしたかった 」というメッセージも発信されたそうです。

植物は強い日差しや風、土砂崩れなどの自然災害からも人間を守ってくれています。何より光合成という働きによって私たちに必要な酸素も作ってくれています。

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太古の昔から続いてきた人と植物の関わりですが、現代は改めて植物への感謝の気持ちを抱く機会が減り、逆に「手入れが面倒」「虫がつくから嫌」「落ち葉の掃除が大変」…そんなマイナスの声をよく耳にするようになったのは非常に残念なことです。

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でもここらあたりで今一度、植物が私たちに与えてくれている恩恵を思い出し、この世に植物の存在がなければ私たち人間も成り立たないことを再認識するきっかけとなるようなこのイベント。この機会を通してもう一度植物のことを考えてみませんか?

なお、このイベントは神戸ルミナリエの開催に合わせて12月2日から12月26日まで神戸メリケンパークにて開催されています。