スタッフブログ

可愛い さつきの盆栽 

広報部  フィーリングガーデン   

新年あけましておめでとうございます。

旧年中はご愛顧頂きましてありがとうございました。

本年もFeeling Garden 株式会社坂林盛樹園をよろしくお願い致します。

 

さて、2015年初ブログはさつきのミニ盆栽をご紹介したいと思います。

盆栽が趣味でその作り方や育て方、手入れ方法等をとても楽しそうに語って下さる元同僚のMさん。

盆栽には全く縁のなかった私ですがMさんがあまりにも楽しそうに盆栽への熱い想いを語られるのでついつい引き込まれ、お会いするたびにそのお話に聞きいっていました。

そんなある日、出社すると私のデスクの上にちょこんと一つの盆栽の鉢が…。

今まで盆栽といえばご年配の方の趣味…正直言ってちょっと古くさくてあまりおしゃれなイメージはなく、かなりの偏見を持っていた私ですが、この鉢を一目見た瞬間、その思い込みは一気に吹き飛びました。

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写真がその「さつきちゃん」。 一目見た瞬間、思わず「かわいい!」と声が出ました。

最近、私の机の上にもう一台のモニターが置かれ、さつきちゃんの定位置がなくなってしまったこともあって、このお正月休みに自宅に連れて帰ることにしました。

というわけで先週から我が家の玄関で主の帰宅を出迎えてくれています。

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お正月の2015年版芸能人格付けチェックという番組で、内閣総理大臣賞受賞を受賞されたこともある小林國男さんという方が作られた1億円の盆栽とお菓子製の盆栽を比べてどちらが一億円の盆栽かを当てるという問題が出されていました。

この番組を見ていて気になったのでちょっと調べてみましたら盆栽の価格って結構お高いのでびっくりしました。でも昔なら理解できなかったけれど今はその理由がわかるような気がします。

手狭なマンションやアパートでも場所を取らず、小さなスペースで自然を楽しめる盆栽、足元に苔を敷き詰めるとまるで森の中の大木のようにも見えるので不思議です。

何年も手塩にかけて育ててこられた大切なさつきちゃんを下さったMさん、本当にありがとうございました。 こんなに小さな木なのに、季節になるとちゃんと花を付けるとのこと、今年の春が楽しみです。

皆さんもお部屋にひとついかがですか?鉢やお皿の選び方次第で和洋問わず、モダンな空間にも違和感なく溶け込んでくれますよ。

 

※ところで盆栽は昨今海外でもとても人気があるそうです。
例えばスペインのアルコベンダス盆栽博物館は、その館長であるルイス・バリェホ氏により1995年にアルコベンダス市の市役所の施設の一環として開設され、約900㎡の展示スペースと、ワークショップ、苗床、倉庫、教室などの施設で構成され、ルイス・バリェホ氏個人所有の300点余りの盆栽の他、日本の元首相から元スペイン首相に寄贈された盆栽など、数百万円もするような高額なものも含め、数多くの値打ちある盆栽が収蔵されているそうです。
こんな風に日本の伝統文化を心から愛してくださる外国の方が増えていくことはとてもうれしいことですね。