ZEHとは
ZEHとは、net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略。
「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。
(環境省ホームページより抜粋)
※外皮=建物の外壁、屋根、床、窓など
つまり、「太陽光発電などを用いて、家庭で使用するよりも多くのエネルギーを創り、1年間の消費エネルギーを実質的にゼロ以下にする家」という意味です。
未来に向けてZEH住宅は年々増加していきます
ZEHの考え方は、京都議定書およびパリ協定の「CO2削減目標」が元になっています。そこで、最初に2014年4月に閣議決定され「第4次エネルギー基本計画」が定められ、2018年7月に閣議決定された「第5次エネルギー基本計画」で、「2020年までにハウスメーカー等が新築する注文戸建住宅の半数以上で、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」と定められました。
この流れを受けて、全国のハウスメーカー・工務店が中心となり、ZEH住宅を増やす取り組みが行われています。
ZEH住宅のキーワード&メリット
ZEH住宅のキーワードは3つ。「省エネ」「創エネ」「蓄エネ」です。
- 省エネ・・・住宅の断熱性能を高めることで、夏涼しく冬暖かい居住空間を実現し、冷暖房にかかる光熱費を削減します。
- 創エネ・・・太陽光発電を取り入れて自宅で使う電力を生み出し、電気代を節約するとともに、停電や災害にも備えます。
- 蓄エネ・・・太陽光発電で得られたエネルギーを蓄電池に蓄電し、電力需要の大きい(=電気代が高い)時間帯の買電を減らします。
また断熱性能を高めることで、起床時の室温の低下が半減し、ヒートショック・心筋梗塞・脳出血・脳梗塞のリスクも低減するなど、健康上のメリットも期待できます。
ZEH住宅に合わせた外構工事
断熱性能を高めた省エネ住宅である、ZEH住宅。 その性能を最大限発揮するには、外構(いわゆる家の周り)からの輻射熱(放射熱)の低減も重要だと、フィーリングガーデンは考えています。
たとえば、素材選び。
家の周りをコンクリートで固めると、コンクリートからの輻射熱によって、気温が上昇しやすくなります。
人工芝も、水分を保持できないため表面温度が上がりやすく、真夏には約60度に達することもあります。
また、コンクリートより熱くなりにくいように思われる樹脂製ウッドデッキも、実は輻射熱の発生源のひとつ。
公園のプラ製遊具と同じで、真夏には裸足で立てないほどの熱さになります。
小さなお子様やワンちゃんがいらっしゃるご家庭では特に、輻射熱による室温上昇以上に深刻な問題かもしれませんね。
外構にこれらの素材を多用すると、輻射熱が大きくなり、家の周囲の気温が上昇します。 結果、せっかくZEH住宅を建てたのに「冷房がききにくく家の中が暑い」ということになりかねません。
フィーリングガーデンの施工事例
フィーリングガーデンでは、輻射熱を減らして快適に暮らしていただける外構をご提案します。
「コンクリートよりも熱がこもりにくい素材」「表面から水分を蒸発させることで地表温度の上昇を抑制してくれる天然芝」「天然木のウッドデッキ」など、輻射熱を抑える外構プランのご提案が可能です。
また、フィーリングガーデンが最も得意とする「植栽を取り入れたおしゃれなお庭づくり」も、輻射熱対策として非常に効果的です。
こうして生まれ変わったお庭で、バーベキューや家庭菜園を楽しんだり、天然芝の上を裸足で走り回るお子さんの笑顔に癒されたり……ご家族にとってかけがえのない時間を過ごしていただきたいと、フィーリングガーデンは願っています。 ZEH住宅の外構工事は、ぜひフィーリングガーデンにご相談ください。