【外構のプロが明かす】安さだけで選ぶと危険?お庭づくりで「本当に大切な見えない部分」の話

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
フィーリングガーデンの坂林です。
最近は物価高の影響もあり、お家づくりやリフォームの予算をどこで抑えるか、頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
外構・お庭の工事も決して安い買い物ではありません。「少しでも安い業者にお願いしたい」と思われるのは当然のことだと思います。

しかし、私たちのように、三田市で長く(おかげさまで3代、そして今は4代目も一緒に)外構に携わっている立場から、どうしても一般の皆様に知っておいていただきたい「落とし穴」があります。

それは、外構工事の価値や耐久性は、完成した直後ではなく「数年後」にハッキリと現れるということです。

実際にあった「リフォーム」のご相談から

先日、あるオーナー様から「以前、他社で施工したブロックの土留めが傾いてきて心配なので見てほしい」というご相談をいただきました。

私たちはさっそく現地に伺い現地調査を行いました。
驚くべき事実が分かりました。
なんと、一番強度が必要なコーナー(角)の部分に鉄筋が入ってなかったのです。
その後、施工させていただく段階になると、基礎(土台)も非常に簡易的な施工しかされておらず、さらに、駐車場を工事するためにコンクリートを剥がしてみると、その下の地面(路盤)の固め方が不十分で、フカフカの軟弱な状態のままでした。
これでは数年でコンクリートが割れたり沈んだりしてしまいます。また、門柱(インターホンやポストがある柱)の土台が地中にほとんど埋まっておらず、いつ倒れてもおかしくない危険な状態であることも分かりました。
結果として、そのオーナー様は当初予定していなかった門柱や駐車場のやり替えまで行うことになり、二重の費用がかかってしまうことになったのです。

「安さ」の裏に隠れているもの

なぜ、このようなことが起きてしまうのでしょうか。
相見積もりをした際に、他社よりも安い見積もりが出てくることがあります。もちろん、企業努力によるものもありますが、外構工事においてコストを大幅に下げる手っ取り早い方法は、「見えなくなる部分の手間や材料を省くこと」になってしまうケースが少なくありません。

  • 必要な本数の鉄筋を入れない
  • 地面をしっかり固める(路盤工)工程を短縮する
  • コンクリートの厚みを薄くする

これらは、工事が完成した直後は綺麗に見えるため、お客様には分かりません。しかし、車が毎日出入りし、雨風や地震にさらされるうちに、数年経ってから「ひび割れ」「傾き」「沈み」となって現れてきます。

失敗しないための「業者選びの3つの視点」

お仕事や家事でお忙しいお客様が、工事の様子をずっと現場で監視していることは不可能です。
だからこそ、信頼できる業者選びがすべてになります。
価格を比べる前に、ぜひ以下のポイントをチェックしてみてください。

1. 「見えない部分」の施工基準を説明してくれるか

「鉄筋はどう入るのか」「基礎の深さはどれくらいか」を明確に、理由を含めて説明してくれる業者は信頼できます。

2. 地域での歴史や施工実績があるか

長くその土地で営業を続けている会社は、いい加減な工事をして悪評が立てば続けていけません。「歴史の長さ」は「誠実さの証明」でもあります。

3. 極端な値引きや、安さだけをアピールしてこないか

適切な工事には、適切な職人の手間と材料費がかかります。
安易に価格を下げない会社は、それだけ「品質に責任を持っている」裏返しでもあります。

私たちのこだわり

私たちフィーリングガーデンは、安さだけを競う価格競争には参加しません。
なぜなら、お引き渡しした後に、お客様の大切なお車やご家族に危険が及ぶような「いい加減な仕事」は絶対にできないからです。受ける以上は、10年後、20年後も安心して使っていただけるよう、頑丈な基礎を、見えない部分だからこそキチッと施工する。
それが、この街で長く商売を続けさせていただいている私たちの誇りです。
外構のリフォームやお庭づくりをお考えの際は、お気軽にご相談ください。見えない部分の施工についても、プロの目線から誠実にご説明いたします。

社長コラムの一覧へ戻る