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アジサイ(紫陽花)の剪定

2019/07/01
    アジサイは、世界で広く親しまれている日本産の落葉低木で、梅雨どきに咲く代表的な花木です。丈夫で育てやすく、乾燥しないように気をつければ鉢植えでも庭植えでも容易に栽培することができます。 


    アジサイの剪定は必ず必要な作業ではありません。毎年花を楽しみたければ、剪定しない方が良いとも言えます。ただ、アジサイは繁殖力が旺盛で、早く大きくなります。年々大きくなって場所をとり、花の咲く位置も高くなるので、株の大きさを一定に維持するために剪定を行います。 


    翌年咲く花芽は10月頃に完成しており、準備万端で冬に備えています。後は翌春に芽を吹いて花を咲かせるだけです。 ですから、9月中旬以降に切り戻しを行うと花芽を切ってしまう恐れがあるので 花が咲き終わったらできるだけ早い時期に花から2節ほど下の部分で切り戻しましょう。 


    ※アジサイは今年咲いた花の下部に翌年の花芽がつく事が多いため、深く切りすぎると 翌年の花が咲かなくなることがあります。