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毎年ロンドンで開催されるチェルシーフラワーショーが、2020年はコロナの影響で中止が決まりました。本来なら今週から世界中のガーデンデザイナーの共演が見られた大きな大会の中止に世界中のガーデニングファンががっかりされたことでしょう。

その代わりに今年はバーチャルでのチェルシーフラワーショーが行われるとの噂を聞きました。

5月19日から一般公開されるとのことで、昨日からwebサイトを覗いてみているのですが、残念ながら動画は全て英語で語られているのでちょっと見ていてしんどい…。と残念に思っていたら、今日（5月20日）は日本人のガーデンデザイナーの石原和幸氏が動画に登場されていました！

https://www.rhs.org.uk/shows-events/virtual-chelsea/wednesday/ishihara

動画では石原氏のプライベートガーデン、長崎にある三原庭園が紹介されていました。

石原氏の説ではこのお庭は「出来上がらない庭・永遠に作り続けるお庭」なのだそうです。

石原氏は2004年に初めてチェルシーフラワーショーに出展されたことを皮切にその後14回出展されていますが、その14回分のお庭の全てがこの三原庭園に凝縮されているのだそうです。

大変興味深かったのがお庭の中に盆栽がたくさん活用されていることでした。盆栽自体はメンテナンスが大変なのですが、庭に入れることで管理が楽になるそうです。ちょっと驚きでした。

石原氏は来年のチェルシーフラワーショーに参加されるそうです。日本人の感性で日本のお庭の良さを世界中に伝えていただきたいです。

一日も早くコロナが収まって世界全体が元気になりますように。