宝塚市K様邸 元あるものを活かして 石と木々が涼しげなお庭

2016年5月16日
こんにちは、設計の山本です。
今回は、宝塚市のK様邸の外構・お庭をご紹介させて頂きます。
以前にあった古いお家を撤去して新築される時の外構工事をさせて頂きました。
門周りや駐車場部分等、以前の趣を残しつつ、お庭の改修しております。
施工前がこちら↓
施工後がこちら↓
外観は、アルミ形材のフェンス『LIXIL プレスタフェンス』ですっきりと風通しよく、
クローズになるようにしております。
門柱は以前は階段の上でしたが、防犯性も考え、階段下へ変更。
花壇内にあるガスメーターも隠せてベストな位置になりました。
古くなった部分も補修し、丸見えだった配線や、欠けたタイルもすっきり綺麗にやり替えしました(*^^*)
既存の構造物があって一番困るのが、新しく引いた配線・配管の処理。
K様宅も階段ができている状態だったので、さて困った、、、となりましたが、
ハウスメーカーさんと相談して、駐車場奥の部分を少し加工してそちらの部分に水道と電気配線を通しました。
施工前がこちら。奥の黒い管が水道の引き込み管です。↓
施工後がこちら↓
この三角の中に配線と配管が通ってます。
綺麗に納まってよかったーε-(´∀` )ホッ
お庭の部分で、K様が取り入れたかったのが、植物に囲まれたお庭の空間。
ひと目を気にせず、緑陰に囲まれたお庭を眺めてゆっくり過ごせるお家を望まれておりました。
新しく作った通路とテラスをさせて頂き、
元々お庭にあった樹木の植え直して、K様が新しく樹木を追加され、
だんだんお庭の表情が出て来ました(*´∀`*)
景石も再利用。 今のお庭の雰囲気に合わせて組み換えて、風景をグッと引き締めてくれてます。
石は和の要素でもありますが、石の据え方によって和になり過ぎない感じが建物にマッチしてます。
玄関へ続く階段も、乱形の自然石と洗出しの踏面+立上がりを石積みにして、
重厚さの中に、涼やかな感じがする階段になりました。
将来的には、緑豊かなこんな感じに↓
季節や経年によって味わい深さがでてきそうな、そんな予感のするお庭になりました。
K様、この度はお家づくりのお手伝いをさせて頂きまして、ありがとうございました!!