自然の恵み

2022年11月21日
皆様 いかがお過ごしでしょうか?
先日、子供が帰ってきて夜空を眺めては
「こっちの空には星がいっぱい見えて綺麗ねえ~」
そんな会話をしてた時に、
ふと自分の子供のころの記憶が蘇ってきました。
山間にある祖父母の家。空気が澄みきった夜空を
仰ぐと怖ろしいぐらいの星の数に圧倒されて
子供ながらに この景色は忘れないでおこうと強く思いました。
そんな祖父母の家での数々の体験の中から1つ
山から引いてきた水に
おおきなヤカンが冷やされてお茶が入ってました。
大人になって知ったのですがドクダミ茶でした。
今では庭先にあると、どんどん増えて厄介者になってる感が
強いですが、、、、。
名前にドクとあるので良くないものかと思いきや
ドクダミ自体に毒はなく、毒を矯(た)める=正しく治す という意味から
「ドクダミ」と呼ばれるようです。
ゲンノショウコウ・センブリと並ぶ日本の三大薬草の一つで、
煎じて飲むと利尿作用、動脈硬化予防、解熱や解毒効果がある
そうです。
匂いは人よって好き嫌いがあるようですが
このお茶は私にとっては懐かしい味で大好きです。
そして後日、
義母と一緒に脚立を持ち出し、天高く稔る
だいだい色の渋柿の合間に見える青空とのコントラストが
素敵だなと思いながら秋の実りを収穫しました。
昨年より小ぶりな分、140個もとれました。
柿の皮をむき 残しておいた枝に紐をくくりつけ 天日干しに、、、
お天気続きで2週間も経たないうちに渋柿から甘柿に。
生前、義父が多くのものを私達に残してくれた一つ。
毎年、義母は楽しみに皮をむき、私は食べる度に笑みを浮かべてます。
甘くてやさしい自然の味に癒されます。
今年は豊作だったのでジッパー袋に入れて冷凍保存。
元気の素の備蓄完了です!!
四季を楽しみ、自然がもたらせてくれる恵みに感謝して
これからも豊かに暮らしていきたいなと思ってます。
