先代の石積みがつないだ思いがけないご縁
2025年11月11日
今回ご紹介する施工事例は、苔と石を中心にした落ち着いた雰囲気の新築に伴う外構リフォームです。
ローメンテナンスで和の趣を感じられる外構を目指し、既存の石もできれば活かしたいという施主様の想いから、
弊社のホームページをご覧いただき、ご相談をいただきました。

弊社専務が既存の石積みに「どこか見覚えがある」と感じ調べてみると、
それは弊社の先代が手がけたものであることが分かりました。
施主様もそのことはご存じなく、
偶然のようでいてどこか必然にも思えるご縁に、私たちも驚きと嬉しさを感じました。


新築後の外構では、駐車場とお庭の間に生じた高低差を活かし、既存の石を用いてロックガーデンをつくりました。
石と苔が主役となるように植栽は控えめに整え、落ち着いた空間に仕上がっています。


以前門柱があった場所には、既存の石を積み直してお庭スペースとして整えました。
先代の石も残しつつ、今の暮らしに合う外構に仕上げています。

完成後、施主様から「まさか以前の外構が御社の施工だったとは…ご縁を感じます」
と、嬉しいお言葉をいただきました。
長く受け継がれてきた石とともに、
また新たな暮らしのお手伝いができたことを、私たちも心から嬉しく思っております。
この度はご依頼いただき、誠にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
最後におまけの写真を2枚。
散歩中に見つけた季節外れのひまわりとイロハモミジの紅葉。
どちらも思わず足を止めた、印象的な風景でした。
そんな写真とともにブログを締めくくります。

