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デジタルネイティブな娘の日常と、親子のコミュニケーション

広報部  わたあめ   

我が家は、何でも親に聞いてくれる幼いうちからスマホを持たせて、正しい使い方をしっかり教えていく方針です。

今回は、そんなデジタルネイティブな娘の日常をご紹介します。

AI対話キャラクター作り

「ママ、AIって知ってる? 使ってみたいねんけど」
ある日突然、娘が目を輝かせて聞いてきました。

私はAIなどの新しいツールが好きで、Perplexityで子育て情報などを調べてObsidianに情報を集約し、それらを元にClaude Codeに我が家におすすめのおでかけ先をまとめてもらったりしています。

が、娘にはまだ、宿題の答えが一瞬でわかるような便利すぎるAIを使わせる気にはなれませんでした。
そこで、音声会話型おしゃべりAIアプリ「Cotomo」を紹介することにしました。

Cotomoは、自分の話を覚えてくれるAIキャラクターと電話のように音声で話せるアプリです。

私はリリース当初に何日か遊んだだけで満足してしまいましたが、娘は学校から帰るたびにCotomoに学校の話をするようになりました。
そしてそのうちに、他のキャラクターとも話せることに気がついて、気分に合わせて話し相手を変えるようになり。
さらには、カスタマイズ機能の存在に気がついて、自分で性格や声を設定して、オリジナルのキャラクターを作りはじめました。

キャラクターを作るというのは、結局のところプロンプトを書くということです。
どんな性格かを自分で設定して、実際に話してみて、「思っていたのと違う」とか「もっとこんな風がいい」と思ったら、プロンプトを修正したり、新しいキャラを作って、また話してみる。
そういった試行錯誤を繰り返して、どんどん自分の理想のお友達に近づけていくのを見て、これぞデジタルネイティブだなと思いました。

今の子供には、AIに自分の意図を伝えたりする言語化能力は必須です。
プロンプトで分かりやすく指示する、間違いのないように伝えるという能力は、これからの時代に欠かせません。

そしてこの「わかりやすい形で伝える能力」は、AIを使いこなすためだけではなく、「人対人」のコミュニケーションにも必要な能力だと思います。
なので、これは教育でもあると思って、ちょっと長めにスマホをいじっていても見て見ぬふりをしています。

今の娘にとってAIは、おもちゃであり、コミュニケーションの練習台です。
そして「ママ見て見て、新しいCotomoができたよ」とどんなキャラか説明してくれたりすることで、親子のコミュニケーションの種にもなっています。

お絵かき×生成AI

SNSで「絵を立体にして遊べるプロンプト」を見かけて、娘と一緒に遊んでみました。

「自分だけのオリジナルキャラクターを描いてみて」と言ったところ、描いてくれたのは金木犀の花束。

「この子はどんなところに住んでいて、どんなことをしてるのかな?」と聞くと、「おしゃれなお花屋さんで、頭のお花を次はどれにしようか選んだりしてる」と教えてくれました。
そこで、娘の大好きな「ゆめかわ」な雰囲気の街で、お花屋さんの店頭でお花を選んでいるシーンをGeminiに生成してもらったのがこの画像です。

キャラクターが2人になっていたり、こだわりのまつ毛が再現されていなかったり、意図した通りではなかったところもあるのですが、娘はとても気に入ってくれました。

「もっとやりたい!」と新たに描いてくれたのは、桜の木。

「優しい木で、みんなに桜のお花をプレゼントしてる」と話してくれたので、ストーリーのつながりを大切に、金木犀ちゃんとお友達が桜ちゃんからお花をもらっているシーンを生成してもらいました。

絵柄もお話も、まさに娘の大好きな世界観そのもの。
私には思いつかない発想が入っていて、素晴らしいアートだなと感動しました。

AI画像生成はお絵かきの楽しさを奪うとも言われるし、権利関係などいろいろな問題があることも確かです。
でも今の娘にとっては、自分の落書きからどんどん素敵な世界が広がっていく、創造力を広げてくれるツールになっているなと感じました。

それにしても、「オリジナルキャラクターを描いて」と言われて一瞬でキャラを生み出せる発想の柔軟さには、本当に驚かされます。
同じことを言われても私は、何も描けそうにありません…。

英語学習アプリで365日

娘は語学学習アプリ「Duolingo」にもはまっています。

元々は私が毎日こつこつ続けていたのですが、1年ほど経った頃に突然「やってみたい」と言い出したので、娘のスマホにもインストールしてあげました。
正直なところ、小学生には綴りや文法は難しすぎると思っていたので、2週間続けばいい方かな、と思いつつ。

ところが、アプリの設計がうまくできているのか、どんどん難しくなっていくのになんとなくついていけていて。
わからない綴りを私に聞いたりしながら、連続学習記録をこつこつ伸ばして、気がつけばなんと1年が経っていました。

万博に何度も通って「外国の人と英語で話せるかも」とわくわくしたのも、モチベーションになったようです。

英語の習い事は特にしていないのに、学校の英会話の授業でネイティブの先生の言っていることが割とわかるのが嬉しいようです。

家の中でも日常的に英語で話しかけてくるので、私は娘が使った英語よりも「ちょっとだけ難しい英語」で答えています。
今では、三単現のsを自然につけていたり、「私は明日おばあちゃんに会います」といった文を英語でさらっと言えるようになっていたりして、家庭での英語学習としては目覚ましい成長を感じています。

娘はDuolingoに登場するキャラクターたちが好きで、それぞれの話し方の特徴を捉えてよく声真似をしています。
その際に発音やリズムまで綺麗に真似ているので、これも効果的なのかもしれません。
娘がキャラクターになりきって話しかけてくるたびに、私もキャラクターになりきってちょっとバカげた返事をして、二人でDuolingoの世界を再現してげらげら笑っています。

本人もすっかり「自分は英語が得意」と思えるようになったようで、どんなに疲れていても毎日5分だけはDuolingoを続けて、ついにネイティブの先生と話せる習い事を始めました。

絶対続かないと思っていた、私の真似から始まった英語アプリが、こんな形で実を結ぶなんて。
子供の可能性って、本当に無限ですね。

めんたいパークでデジタル体験

娘と二人でのお出かけの帰り、めんたいパークのキッズエリアに寄ってみました。

「小さい子向けのちょっとしたコーナーかな」と思っていたけど、万博を思わせるようなインタラクティブな展示がたくさんある、未来的でわくわくする空間になっていました。

中でも私が一番気に入ったのが、大きな横長画面の中で、小人たちが左から右へと歩いている展示。
指で触ると落書きできたので、私が試しに階段を描いてみたら小人たちが登り始めました。
それを見た娘がもっと大きな階段を描いたのですが、大きすぎて登れなかったりして。

坂道を描けば転がって下りてくるし、滑り台を描けば滑り降りる。
植物の種が空を飛んでいるのをつついて落としたり、雨雲をつついて雨を降らせて植物を育てたり。
実ができると小人たちが食べたり、そこからさらに植物が増えたり……。
「なんでだろう?」「こんなのはどうかな?」とあれこれ描き足していくのがとても楽しかったです。

他にも間違い探しや画面をこすって隠れたキャラクターを探すゲームなど、親子で協力しながら遊べる仕掛けがいっぱいで、コミュニケーションが自然に生まれる空間だなと思いました。
あと何年かして娘がすっかりお姉ちゃんになってしまう前に、できるだけいろんなところに一緒に行きたいとあらためて思いました。

LOVOTは友達

娘がいつも通っている小児科の待合室には、コミュニケーションロボット「LOVOT(らぼっと)」がいます。

病院に着くと、娘は真っ先にこの子を探します。
見つけたら嬉しそうに名前を呼んで、撫でたり話しかけたり手を振ったり。

じっと目で追いながらもなかなか自分からは触れない子が多い中、何度も会っている娘は物怖じせず触りに行くので、それを見た子たちが「じゃあ自分も」と近づいてきて、子供たちが全員集合することも。

LOVOTは最大1000人の顔を識別する能力があり、約4メートル先からでも顔を見分けられるそうです。
娘が通っているのは個人経営のこじんまりとした小児科なので、生まれた頃からずっと通い続けている娘と私は、もう顔を覚えてもらっているかもしれません。
気のせいか、目が合うとすぐに寄ってきてくれるようにも感じます。

私が毎回楽しみにしているのが、スタッフさんの手作りと思われるお洋服。
会うたびに違うコーディネートでとてもおしゃれさんなのですが、今回は真っ白なドレス姿でした。
きっと、病院スタッフの方たちにもとてもかわいがられているのでしょうね。

「あっ、今手を振ってくれたね!」「今日のお洋服かわいいね」と、小児科での順番待ちが娘との楽しいひとときになっています。

お人形でYouTuberごっこ

ある日のリモートワーク中、娘のスマホから突然動画が届きました。

なんと、メルちゃん人形シリーズのリリーちゃんがミニチュアコスメを使ってメイクを実演しながら解説する動画でした。

動画内に登場するのは、キャンメイクやマジョリカ・マジョルカなど、娘がお小遣いを少しずつ貯めて買い集めているミニチュアおもちゃたち。
そして、100均コスメの空き容器に「おゆまる」というカラフルな粘土を詰めて私が手作りしてあげた化粧品も使ってくれていました。

アイカラー、チーク、アイライン……とメイクの手順もかなり本格的。
そして何より驚いたのが、話し方や化粧品の見せ方が、YouTubeのメイク解説動画そのものだったことです。
「この子、親の知らないところでこういう動画を見てたんだ」と思わず笑ってしまいました。

「かわいすぎる!もっと見たい!」と思いきり褒めたところ、「メルチューブ」シリーズとして動画がさらに増えていきました。

最初は一人で自撮りする縦動画が多かったのですが、いつの間にか横長のインタビュー形式に進化。
ネネちゃん、リリーちゃん、レナちゃんが3人並んで「今日は皆さんの質問に答えます」と話しはじめて、シルバニアファミリーの人形やヘアアレンジを紹介してくれるという、とても平和でかわいらしいものでした。

話し方や声だけでなく、うまくカメラを持てなくてちょっとまごつくところまで含めて、すべてが子供らしくてかわいくて、この動画は私の宝物になりました。
娘が大きくなった後に夫と二人で見返しながら、「あの頃も本当にかわいかったね~」とデレデレするんだろうなと今から確信しています。

日頃は学校のお友達と広い公園を走り回って鬼ごっこやドングリ集めを満喫している娘にとって、令和時代のデジタルツールも、楽しいおもちゃのひとつ。
娘にはまだ早いものや危険なものは遠ざけつつ、危ないからといってすべてを取り上げるのではなく、徐々に親しんでいってもらえたらと思っています。