冬のガーデニング作業 バラの冬剪定

2015年2月10日
こんにちは、バラ修行中の宮地 です。
11月と1月に「バラのソムリエ」として有名な小山内先生の「ローズセミナー」に行ってきました。
11月はツルバラの冬剪定、1月は木立性バラの冬剪定を 実際にバラを剪定しながらのセミナー内容でした。
小山内さんのローズセミナーは今までも季節ごとに何度か受講しているのですが、軽快に次から次に話される言葉は、バラバラのジグゾーパズルのピースをいくつも受け取るような心持ちで、それぞれのピースをぴたっと組合せるのは至難の業、、、バラは本当に奥が深いです。
それでも毎回「そうだったのか~」と納得の価値あるセミナーです。
今回のセミナーで確認したバラの冬剪定で重要なポイントを、さわりだけですがご紹介します。
(1)ツルバラは12月~1月、木立性バラは1月中旬~2月中旬が適期(関西地域)
ツルバラの冬剪定は、今回写真のみのご紹介にします。
では、木立性バラはどこで切るか
(2)地上からの高さにより咲き方が違ってくる(鉢植えの場は鉢の高さと同じ位)
(3)枝の太さは、種類によって異なるが中輪種で割り箸の太さくらいまで切り戻す
(4)生きている赤い芽を1~2芽残して切り戻す。(見分けが難しい)
(5)葉っぱは本剪定の1~2週間前にはすべて取り除くのがベスト

木立性バラ 最終剪定後 この日小山内さんは芽のつき方を確認して、最終的にここまで剪定されました しっかりとしたバラが4回は咲いてくれるはず 上の写真より20センチくらい低くなって 最終高さは鉢と同じ位 (でもこれはあくまでもエキスパートの目をもっての判断ですから)
そして、
(6)冬の間はバラの株元の土を乾かすこと
(7)剪定の直後は施肥はしないで、バラの芽吹き前の3月~4月に施肥をする
ここまで読んで頂いてもなかなか分かり難いと思います。重要なポイントの判断にはそれぞれに意味があるのですが、全部書いてしまうと一冊の本になってしましますので、今日はここまで。
ご自庭のバラを元気に美しく咲かせたい方は、小山内先生の「ローズセミナー」を一度受講してみてはいかがでしょうか。季節ごとに 坂林盛樹園の地元三田方面でも開催されています。そして、あなたのバラ管理のジグゾーパズルを完成させてみてはいかがでしょうか。