この世に生を受けて

2012年10月25日
毎日通う通勤路で今朝交通事故があったようで警官が10人ぐらいいました
道端にはこれが事故をしたと思わしきバイクが停めてあり
道路には車かバイクの破片が散らばっていて避けならが通り抜けていきましたが
事故を起こした当人は無事だったんだろうか?
事故発生の瞬間は見ていないのでどんな状況だったかは全然わからない
自分がバイクに乗り始めて早ひと月
とくに危ない場面というのにはまだ出くわしていませんが
慣れてきた時が一番危ないというので、更に慎重な運転を心がけたいですね
警察庁が公開しているデータによると今年の交通事故死者数は
1/1~9/27までで 3,004人 になるそうだ
過去3年と比べると減ってはいるが3,000人を超えている
ひと月に300人以上が交通事故で死んでいるということになる
普段それほど交通事故に遭遇することがないので信じがたい数字では
あるのだが現実はそうなのである
もっと目を疑いたくなるような数字もあります
9月末までの自殺者数は 21,155人 (男14,652人、女6,503人)
町から人が全員消えるぐらいの人数が自ら命を絶っているのです
少子化問題より先にやるべきことがあるのではないだろうか?
最近目に止まったニュースがあります
今月1日に母親に虐待され11歳の娘が死亡する事件がありました
17歳で娘を産み経済的理由などから施設に預けられていましたが
4歳になった時母親の希望により祖母と3人で暮らすことになりました
この頃から虐待がはじまり、市に発覚後再び施設へ入ることに
それでも「家に帰りたい、お母さんと暮らしたい」と施設で言っていたようです
その後母子の希望により再び同居することになるのですが
虐待は止まらなかったようです
外からはわからないように見えない部分を殴打するなど
より陰湿なものとなっていました
娘はそれでも好きなお母さんと離れたくないのでじっと耐えていたようです
10才の時に学校の行事にて母親に宛てた手紙が残っていたいそうです
自分は人の親ではないので虐待する人の気持ちはわからないですが
ただ悲しいですね
当事者にどれだけの事情があったにせよ
自分が産んだ我が子を30分以上もゴルフクラブで殴打し
殺害に至るというのはもはや人ではないのかもしれない
もっと生きることを考えろなんて偉そうなことは言えませんが
人として生を受けた以上、人として生きてみてはどうでしょうか