新しい播州織デザイナー・玉木新雌(TAMAKI NIIME)さん

2016年10月10日
播州織で有名な兵庫県西脇市。その昔織物の町として大変栄えていましたが今はアジアの安い繊維に押されてちょっと元気がありません。
そんな中、これまでの播州織のイメージを覆すような斬新なデザインを世界中に発信しておられるデザイナー・玉木新雌さんが今回新しく西脇市にお店をオープンされました。
先月から「どこに在るのかな…」とそれらしき辺りをうろついてみたものの見つからず。
「今日こそは」と再挑戦して昨日やっと見つけました。
外観はほぼ古い工場、「これはみつからないよね~」とつぶやきながら店内に入るとひろーい空間に色とりどりの布が色鉛筆のようにずらりと並んでいました。
TAMAKI NIIME ブランドの特徴は先染めの糸をゆるーく織ったふわふわの生地。
シャツ生地がメインだった従来の播州織のイメージとは全く違ってまるでニットのようにも見えるのですが、それ以上に柔らかくて肌触り良く、思わず頬ずりしたくなるような気持ちよさです。
一枚お試しに小さなショールを買ってみました。
ゆったり織ってあるのでガーゼのように空気をいっぱい含んで首に巻くとふんわり温かいです。生地が呼吸しているような…今までありそうでなかった感触。
一本の糸からストールやセーターが出来上がる様子を見ることが出来るとても珍しいこのお店、店内から見える工場ではレトロな織機が並び、一番手前のヴィンテージものの機織り機が色とりどりの糸でセーターを編んでいました。
工場内は立入禁止ですが全面ガラス張りなので小さな子供たちも興味深げに眺めていました。幼いころにこんな風景に出会ったら、ものを大切にする気持ちが育まれるでしょうね。
TAMAKI NIIME
http://niime.jp/origin/
西脇市比延町550-1