ギュッとね!

2012年11月16日
昨日から冷え込みが激しくなり朝布団から出るのが
辛い季節になってきました
しかしこの寒さも悪いことばかりではありません
自動車業界(主にレースやチューニング業界)で
タイムを出すにはこの季節が重要なのです
空気が冷たくなりの密度が濃くなるこの冬の時期に
最速ラップや最高速に挑戦します
放熱という観点からも寒さは非常にありがたいです
実際私も最速ラップタイムが出たのはちらほらと
雪が降りだす冷え込んだ日でした
白っぽくもやがかっているのは雪が降っているからです
話は変わってイニシャルDの5th Stageの放送が開始されました
漫画を読んでいたのってたしか大学の頃
もう15年以上前の話です
今も連載中なのでなかなかの長寿マンガですね
当時流行っていたのがターボ車にブローオフバルブを付けて
音を鳴らすこと
今でもプシューンと景気よく音を出している車も極稀にいますが
現在の車では元から装着されていたり法規制で外気へ排出ができないそうなので
派手な音はでませんね
昔はNA車に音だけ出す装置を付けるわけのわからない車までいました
ブローオフバルブ自体は余剰圧縮空気を排出し、逆流によるタービンへの
ダメージを防ぐものなので取り付けて損はないのだが音を鳴らしたいが為に
過剰反応する様に設定するとターボ自体のレスポンスに悪影響を及ぼします
その他にも景気のいい音がでる装置というとミスファイアリングシステムがあります
ターボチャージャーは排気の力を利用するのでアクセルを抜いてエンジンの回転が
下がっていくとその効果はどんどん落ちていきます
再びアクセルを踏んでもエンジンの回転が上があがるまではターボが威力を
発揮できない
この時間差がいわゆるターボラグというやつです
ミスファイアリングシステムシステムではシリンダー内に取り込んだ混合気を
燃焼させず(ミスファイア)エキゾーストマニホールドで点火させることで
排気の力を増大させエンジン回転の落ち込んでいる状態でも加給圧の落ち込みを
防ぐことができます
エンジンの外で点火するのでマフラーからアフターファイアーと
パンパン甲高い破裂音が響きます
ターボ車ならではの装備もいろいろあって楽しいですね
ギュッと空気を詰め込んでギューンと走ったら爽快!
でもホンダ狂の私はNA乗りなのです(*´∀`*)