外構、お庭の隠れた部分

2017年7月5日
皆さんこんにちは、お庭外構の坂林です。
今日は塀の作り方についての手順を簡単にご説明します。
「288勉強会1回」にはや→にわや
①コンクリートブロック(CB)・(CP)、擁壁で土台となる塀を作ります。
勿論、このブロックの中にはモルタル及び鉄筋が入っています。
②防水モルタル施工は状況に応じて施工します。
今回は内側に土を盛り、表側の仕上げが吹き付けなので
この様にしています。
③下地処理ハイフレックス処理後
一層目(ラスコンサンド)左官材料
この段階では下地のブロックのラインが、くっきりとよく見えます。
④ ブロック塀は③と同じ。笠木の瓦を施工しました。
ここも同じく、ブロックラインが見えている状態のままです。
⑤二層目(ベースモルタル+ファイバーメッシュ)左官材料
ここが本日のポイントです。
ベースモルタルを塗りながら今、手に持っている樹脂製のファイバーメッシュを
伏せ込んでいきます。この一手間をかけるか、かけないかは大きな別れ道。
⑥ ⑤で塗ったベースモルタルが乾くとこの様な色に変わります。そして
これでようやくブロックラインが消えました。
あとは吹付けを待つだけです。
⑦この青空とのベストショット
吹き付けしなくても十分いけそうですね。
⑧吹付け完了です。
色は建物と合しています。
⑨建物側はこの様に土が入り、湿気が表に行き難いように②の
工程を入れています。
ブロック塀、擁壁塀、門柱などの仕上げはこの様な工程で
概ね進めております。
色々な左官材料や知識を織り交ぜながら、少しでも長くまた、少しでも強くと
考えて施工しております。
*少しも笑う場所もなく、変化もなく淡々と終わりました。
以後、気をつけます。m(_ _)m