だんじり男 工事部 坊くん

2019年10月18日
アフター・設計の宮地です。
13日(日曜日)西宮市山口町の公智神社のだんじり祭りを見物に行ってきました。
数日前に現場で一緒になった工事部の 坊くん の顔がなんだかコワイ?
そういえば山口町のだんじり祭りが日曜日に控えているし、坊くんは「だんじり男」なのだと誰かが言っていたような、、、。
これは是非 坊くんのだんじり祭りの勇姿を見にゆかねばとあいなりました。
公智神社のだんじり祭りのクライマックスは、各地区のだんじりが地区を廻ったあと御旅所に集結し、大鳥居から神社への坂道を一気に駆け上がる「だんじり宮入」です。
まずははじめに、御旅所から公智神社へ神社の神輿が雅楽の演奏とともに厳かに進みます。
驚いたことに雅楽も氏子の皆さんの生演奏です。
沿道の沢山の観客に混じってその瞬間を待つ時間もワクワクします。
各地区のだんじりが、順番に御旅所の辻を勢いよく進みます。
坊くんの地元「上山口」のだんじりは、この辻を一気に「やりまわし」で駆け抜けてゆきました。
カッコいい~!!
屋根には若い衆が二人、小学生もだんじりの中で誇らしげです、そして櫓の下では中学生?がずっとコンチキチのお囃子を演奏しています。
坊くんも子供の頃はだんじり祭りの前に毎晩お囃子の稽古したそうです。
はじめてだんじりを間近で見物しましたが、テレビで見るのとは断然その迫力が違います!すごいなあ~!!
坊くんは「やりまわし」外側のだんじり右側前から2番目を担ぎ、そのカッコいい写真もバッチリ撮れて、なぜかわたしも大満足です。
すべての「だんじり宮入」が無事に終わると、境内では宮入しただんじりが勢揃いし、地元の皆さんは和気あいあいと過ごしています。
(結構ゆるい雰囲気)
大人たちに混じって小学生たちも上手に神楽を舞っているのをみると、随分お稽古をしたんだろうなあと感心するばかりです。
そしていつの間にか、境内や神社前の道路あちこちで屋台の食べ物やワイルドな枝豆を肴に宴会が始まっておりました。
この春から工事部に職人として勤務する坊くんは、礼儀正しく、仕事はもちろん熱心ですし、若いのに周りにも気配りのきく 気持ちの良い青年です。
彼の生まれ持った資質やご両親のおかげもあるのでしょうが、小学生の頃から地区の大人たちやちょっと年上の青年たちの中でだんじり祭りを経験することによって育まれたものもあるのだろうなあと一人勝手に思ってしまいました。
坊くんもカッコよかったけど、子どもたちを一人前の大人に育て上げる「だんじり祭り」もすごいなあと、改めて感動した一日でした。