縦と横と

2014年12月8日
観光では天空の城ブームだそうで、竹田城跡以外にも続々と
名乗りを上げていますね
うちは天守閣が残ってるよ~とか違いをアピールしてるそうな
ネタなのかなんのか竹田城も謎の商売を始めた
その名も「雲海」
雲海職人が早朝に匠の技で集めた空気500ml入りのペットボトルで税別300円!
数量限定販売でナンバリングされていて、現地に行かなければ買うことができない
いったい何に使えばいいのだろうか謎である
天空の城は無いが三田市も周りを山に囲まれている盆地なので
寒い季節は朝方霧だか霜だかがたまっていて、ちょっと高い所から見下ろせば
雲海のような雰囲気を味わえるのです
さてしょっぱなから話題が飛びましたが今回の話題はアスペクト比です
なんじゃそれはという方の為に簡単にいうと矩形の縦横比です
その中でも写真(デジカメ)について書いていきたいと思います
普段、デジカメで写真を撮る時みなさんは何を意識して設定しているでしょうか
解像度や明るさ、絞りなどのモード設定、デジカメには様々な機能が付いています
その中で注目していただきたいのがアスペクト比
つまり縦横比です
普段とっている写真の縦横比って気にしていますか?
写真が趣味ですって方はそれなりに気をつけたりしているかもしれませんね
スマホで撮るからそんな細かいこといちいち気にしてられませんて人も結構いると思います
そんなに縦横比って重要なの?と思われる方いると思います
撮った写真は何で見ますでしょうか
だいたいの方はスマホやタブレット、パソコンのモニターで見ますよね
この時点ではこれといって問題はありません
問題になるのは撮った写真を印刷する時です
一番よく使われているのはやはりL版のフォトプリント紙ではないでしょうか
このL版のサイズが127mm✕89mmで約3:2の縦横比になっています
一眼レフカメラはこの3:2の設定が標準になっていることが多いです
コンパクトカメラは4:3が多いみたいですね
というわけで印刷用紙と撮影画像の比率が違った場合
1.入らない部分がカットされる
2.画像を伸縮させて無理やり収める
というようなことになり、本来の画像を加工しなければなりません
つまり思った通りにプリントできないのです
こういったことが起こらないようにするにはプリントする媒体に合わせて
撮影写真の縦横比も設定してやることが大事です
もうひとつ大事なことは最大撮影サイズ(ピクセル)です
説明書やメーカーの商品ページにスペックが書かれていると思いますが
撮影できる最大サイズが何かを知っておくのもいいかもしれません
なぜかというと最大解像度が4:3のイメージセンサを搭載したカメラで16:9の写真を撮ると
撮影できる横幅が変わるわけではないので単純に上下がカットされているに過ぎないからです
けっして横長だから広く写っているわけではありません、逆に上下カットされる分撮影範囲が
狭まっているのです
赤枠の4:3がイメージセンサとすると16:9の撮影(緑枠の範囲になります)
では上下の斜線部分が使われていない状態で撮影されます
つまり一番効率よくイメージセンサを使うには最大解像度の縦横比に設定してやるとこです
撮りたいイメージや印刷物により設定を変えながら使いこなすのがポイントかもしれませんね
動画撮影などはテレビやモニターが16:9が主流となっているので同じ16:9での撮影が
いいのではないでしょうか、4Kでも縦横比は変わらないはずですし
※最近よく付いているパノラマ撮影は別物ですので今回の話とはごっちゃにしないでくださいね
長々と文字ばっかりでしたが最後まで読んで頂いた方有難うございました
撮ったものをどのように表現するかを考えてみることで、より撮影も楽しくなるのではないでしょうか