光を除く、光を使う

2021年11月26日
深秋の候、日に日に朝晩の冷え込みが増していきます
弊社のある兵庫県三田市は県の南側に位置してはいるものの
周りをぐるっと山に囲まれた盆地ですので冬の寒さもなかなかです
今回は久しぶりにカメラ関係のお話でも
スマートフォンがどんどん進化していくので何でもできてしまいます
電話にメールはもちろんインターネットやゲーム、電子決済など
現代人にはなくてはならいアイテムになりつつあります
そんな便利なスマホですがカメラ機能の性能も日々進化し
一定の条件下では一眼やコンデジといったものに迫る勢いの撮影もできてしまいます
とはいえ本職のカメラには様々なパーツを取り付けることで
より撮影環境に適した状態で撮影ができるというメリットもあります
今回紹介するのはC-PLフィルター(偏光フィルター)です

このレンズフィルターの特徴は、装着してフィルターのリングを回すことで
反射光などの余計な光をカットし撮影ができるので
強い日差しで色が霞むような時でも色鮮やかに撮影ができたりします
また特に重宝する場面としてはガラスや水面の様に周りの景色が映り込むような時です
実際にどれぐらいの違いがあるかを試し撮りしてみました
フィルター無しの場合

車のガラスに外の景色が反射して中は見づらくなってしまいます
フィルターを取り付けて撮影した場合

ガラス面の反射光が抑えられ中の様子が見えるようになりました
景色はもちろんショーウインドウのような町並みの撮影であったり
透き通った海や水面の中などを撮る場合に活躍してくれます。
照明用のディフューザー

屋内での撮影では意外と暗いので追加で照明をつける事があります
使用している照明器具はLED球がびっしりと並んでいるもので
直接被写体にライトを照射するとかなり眩しいので光を和らげる為に
ディフューザーという覆いを着けることにしました
LEDの光は直線的ですのでこれを着けることで
光が柔らかくなり眩しさが抑えられ、さらには広がりが増すので
間接照明の様な効果もあり影が出にくくなります。
さて、秋ということで紅葉のシーズンです
山に行けば紅葉が見られるだろうと出てみたものの
少し遅かったようでたどり着いたところはほぼ紅葉は終わりかけていました
(´・ω・`)

スカスカ感が否めない

それでも色づいた葉をなんとか撮影してみました
足元には大量の落ち葉が

こちらはスマホのポートレートモードにて撮影
撮影後に自由にF値を触って被写界深度を変えられるのはなんとも便利な機能です
ソフト加工なのでうまくいく場合と少し違和感がある場合がありますが
これはそこそこいい感じのボケ味が出ているのではないでしょうか
紅葉が終わりかけていてがっかりしつつも山の方を走っていると
突然色鮮やかな赤や黄、橙が目に飛び込んで来ました

なんということでしょう~
ここの一画だけが見頃となっていましたヽ(=´▽`=)ノ
一気にテンションを持ち直して撮影してしまいました
先程はフィルターを使って光を遮断するお話でしたが
今度は逆に光を使うことで印象を持たせる撮影をしてみます

紅葉を挟んで太陽にレンズを向けた逆光での撮影です
赤いモミジの葉の隙間から太陽の光が溢れる感じで撮ってみました
スマホ撮り侮りがたし
こういう咄嗟の場面ですぐに撮影できるのもスマホのカメラのメリットですね
写真は取りたくなったときに撮るが大事かも?
おまけは美味しい画像(≧∇≦)/





今年も残すところあとひと月ほど
寒さにもコロナにも負けないように元気に頑張りましょう
それでは今回はこの辺で
See you !(^_^)/~