模様替え

2023年3月2日
この事務所が完成した当時の内勤スタッフの人数は10名未満だったのですが、
現在では15名ほどになり、少し事務所に手狭感が生まれてきました。
そこで今後の人員増加も見据えて、事務所内を少し模様替えすることになりました。
まずは新しいデスク用のスペースを確保するためにはどうすればよいかを考えました。
少し古いですが模様替え前のビフォー写真です。

コピー機の横にデスクを置き、その上に共有で使用する文具等を置いていました。(赤枠内)
そして文具のストックはコピー機からは少し離れた場所(黄色矢印の先)にある
引出しキャビネットに収納してありました。

このキャビネットはご覧の通り引き出しが浅く、高さのあるものの収納には向いていませんでした。
何より引出しの数が多すぎて、何がどこにあるのかが非常にわかりづらかったのです。
ラベリングはしてあるものの、このキャビネットの前で数秒立ち止まって
目的のものを探しているスタッフを何度も目にしました…
この文具収納を変えれば新しいスペースも生まれ、使い勝手もよくなるはず!
と、今回の模様替えの方向性が決定しました。
目指したのは文具の大手メーカー、コクヨが生み出した「サプライドッグ」です。
サプライドッグとは、
「オフィスで使う文具・消耗品を一括管理することで在庫管理や発注などにかかる総務の方の負担を軽減する」
という取り組みのことです。

今回は使い勝手をよくするべく、「文具・消耗品の一括管理」に重点を置いて取り組みました。
模様替え後のアフター写真です。

こだわりポイントその1はシェルフの再利用と配置です。
なるべく新しい収納用品は購入したくなかったので、他の場所で使用していた棚を活用しました。
そして、以前のレイアウトのコピー機横のデスクは収納には向かないものの
作業台としての使い勝手は非常によかったので、
そこは活かしたいと思い、棚3つをこのように配置しました。

この棚の横幅が奥行のちょうど2倍の長さになっているため、3つの棚がキレイに収まりました。
②の棚は収納ができないため、棚としての役割は果たしていないのですが、
縁の下の力持ちとして活躍してもらいます。
そして肝心の文具・消耗品の収納に使ったのは、無印良品の収納ケースです。
この収納ケースの奥行がシェルフの奥行とほぼ同じで、こちらもキレイに収まりました。
収納業界で俗に言う「シンデレラフィット」です。
ここに必要な文具・消耗品だけを選別して収納していきます。
こだわりポイントその2はイラストラベルと空きスペースを作らないことです。
文字だけでなくイラストを入れたラベルを貼ることで、一目瞭然のわかりやすさを目指しました。
また、この収納スペースには敢えて空きを作りませんでした。
個人の収納スペースではモノが増えたときのために空きを残しておくのはよいと思うのですが、
共有スペースに空きを作ってしまうと、いつの間にか不要なモノが増えてしまうことが懸念されます。
敢えて空きを作らないことで必要な文具・消耗品だけでの運用を目指します。
この模様替えによって、3つあったキャビネットは1つに減り、
無事に新しいデスク用のスペースを確保することができ、
必要な文具・消耗品を1か所にまとめることができました!!
余談になりますが、私は収納が大好きです。
買物に行くとレジ周りの収納が気になったり、
ドラマを見ているとお部屋の収納用品が気になったり、
整理収納アドバイザーさんのブログやインスタを日々チェックしたり。
今回の模様替えは少し大がかりだったので、それなりに手間はかかりましたが
ああでもないこうでもないと考える時間を意外と楽しませていただきました。
暮らしの変化に伴って家庭での収納が変わるように、
オフィスでも業務の変化やメンバーの増減によって収納が変わるため、収納に終わりはありません。
今後も変化に合わせて、さらなる改善を目指したいと思います!!