【植物記録P.3】アガベ記録

2023年11月25日
こんにちは!フィーリングガーデンの湊です!
今回は、アガベという植物を紹介させていただければと思います!
アガベは多肉植物の分類に入り、生産地はメキシコや台湾などで多く生産されており、
そのため、輸入品が多く普通の植物よりも価格が高くなっている傾向にあります。
また、成長スピードが他の植物に比べて非常に遅く、それも価格が上がっている一つの要因になっています。
また、パキポディウムのような塊根植物もそうなのですが、
希少性の高いものは小さなサイズでも、数十万円で取引されることも多々あるような植物です。
今回はそんなアガベの植物紹介をさせていただきます。
■王妃雷神 白中斑

こちらは王妃雷神白中斑という種類のアガベで、色が斑で、白と緑のコントラストが非常に美しい種類のアガベになります。
緑の色も少し黄緑っぽい色になっており、とてもかわいいアガベになります。
サイズもあまり大きくならず、価格もアガベの中ではかなり安価な方で、店頭で2000円ほどで買えました。
初めてアガベを育てる人には買いやすいアガベですので、おすすめです。
また、買った当初は、頭は1つだったのですが、成長とともに、頭が2つになり、ネットでも頭が2つだったり、
3つだったりとよく見かけるので、育てて面白い植物だと思います。
■アガベ・チタノタ 白鯨


こちらは、アガベに興味を持った人がおそらく最初に興味を持つであろうアガベチタノタ白鯨という種類の植物になります。
アガベチタノタというカテゴリーの中に、多くの種類が分類分けされており、その中の白鯨という種類のタイプになります。
白鯨の特徴としては、鋸歯とよばれる、トゲトゲの部分が大きいという特徴があります。
僕もそうですが、この鋸歯がどれだけイカついかということが、アガベのカッコよさを決める一つの指標になっています。
僕が持っている白鯨はまだまだ小さいですが、これが大きくなると、写真のようなカッコよくイカツイ形となります。

■アガベ・チタノタ 厳龍

こちらは、アガベ・チタノタ 厳龍という種類のアガベになります。
まだ子株で小さいのですが、すでに鋸歯の厳つさが垣間見える形になっています。
アガベの増やし方は2種類ありまして、
①種から育てる方法
②株分けという成長したアガベを切り分けて、そこから子株を出す方法
の2種類があります。
アガベの子株を購入する場合は、ほとんどが後者の方法で増やしたアガベになることが多く、その理由が、
親株を見て選べるという利点があるからです。
ほとんどのアガベが子株の段階では、成長後の形が分からないのですが、
後者の方法で増やしたアガベは、総じて親株に似た形になりますので、それが一つの購入基準となってきます。
また、販売者側も、親株の写真を購入者に見せることで、子株でも高値で販売しやすいというメリットがあります。
僕自身も、このアガベはメルカリで購入したのですが、購入する際は、切り分けした親株の写真を見て判断して購入いたしました。

■アガベ・チタノタ 姫厳龍



こちらは、アガベ・チタノタ 姫厳龍という種類のアガベになります。
姫厳龍は、コンパクトに納まったサイズ感で、葉が肉厚という特徴があります。ですので、写真のサイズ感で、親株となり、これ以上は極端に大きくはならないアガベになります。
こちらもメルカリで購入したものになります。ネットで購入する場合は、ほとんとが鉢から外した状態で、
一旦乾燥された状態で発送されることが多く、手元に届いてから発根管理をしなければいけないことが多いのですが、こちらの商品は鉢ごと送ってくださったので、発根管理もすることなく最初から元気な状態で育てることができました。
写真に写っている鉢は、京都で開催されたアガベのイベントで購入した鉢で、作者はどなたか忘れましたが、手作りの陶芸品になります。
とてもカッコよく僕のお気に入りの植木鉢です。
■アガベ・チタノタ FO-076(オテロイ) アメリカ産

こちらはアガベ・チタノタ FO-076(オテロイ)という種類で、アガベのイベントで購入したのですが、購入時にアメリカ産だと教えていただきました。アガベは僕の知る限りだと、アメリカ、メキシコなどのアメリカ大陸の方(おそらく原産地)と、台湾産、イタリア産、イラン産などがよく見かける生産地になります。
アメリカ産だったらどう違うかという差異は分かりませんが、例えばメキシコのオアハカ産などは非常に高い値段で取引がされています。
こちらの株は中株サイズになり、オテロイは大株になると、これよりもさらにひとまわり大きなサイズにまで成長します。しかし、大きくなればなるほど、成長スピードは鈍化していきますので、育てるのに根気が必要になってくる植物です。
■アガベ ノーネーム

こちらは、アガベ ノーネームというアガベで、つまりまだ名前が付けられていない種類になります。
アガベの種類は、非常に多岐にわたり、僕もすべて知らないのですが、まだ名前がついていないものもあるようです。
こちらは、メルカリでブラック&ブルーという種類のアガベ(これは枯らしちゃいました)を購入した際に、
おまけでついてきたアガベで、こちらは順調に育ってきています。
■実生(オテロイ、エボリスピナ、パキポディウム)



こちらは、実生の植物たちで、種から育てたアガベやパキポディウムになります。
種から育てるという楽しさとは、親株になったときにどんな形になるのだろうかという楽しさがあります。
また、こちらの写真はおおよそ種を植えてから、半年~1年弱くらいになります。
種を植えてから、芽が出たときは非常に感動しましたが、非常に成長スピードが遅いので、
腰水管理で、放置しています。
また、1枚目の写真のように、将来が有望な形をしているものは、別の鉢に植え直して管理をしています。
■飼育環境
アガベに限らず植物全般に言えることですが、植物を育てる上で大切なものは、水、光、風になります。
この3要素が適切に配分された環境であれば、植物は自然に育ってくれます。
特にアガベは、元々はメキシコなど温暖で乾燥地域の植物ですので、光と風はしっかりと環境として整える必要があります。

ですので、僕は、アガベを育てるにあたって、植物用の光源と、ニトリで買った小型扇風機を日中は付けっぱなしにして育てています。



この環境下で今のところ元気に植物は育っていっていますので、一つ参考にしていただければと思います。
また、成長記録などを記載できればと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
フィーリングガーデン
湊