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鳥居がいっぱい! 伏見稲荷大社

広報部  わたあめ   

年末年始のお休みをたくさんいただいたので、いつもよりがんばって、京都まで初詣でに出かけました。
少し離れた駅に車を停めて、京阪電車で伏見稲荷へ。
親子ともども、はじめての伏見稲荷です。

さすが元日、夕方でも大賑わいでした!

真正面から写真を撮ると必ず映り込んでしまう大きな動画広告に、時代を感じます…。
海外からの観光客と思われる方がとても多かったのも、印象的でした。

正面の鳥居をくぐって、参拝の列に。

どこからどこへ続いているのかもわからないほどの大混雑で、時間はかかりましたが、皆さんマナーが良いので、スムーズに列が進みました。

お稲荷さんといえば狐ということで、並んでいる間に、娘と一緒にキツネさん探し。
境内のいたるところにいるキツネさんは、それぞれ持ち物やポーズが違うそうで、「あのキツネさんは何かくわえてる!」「こっちはおひげがある!」と楽しく順番を待てました。

参拝が終わったら、有名な「千本鳥居」の方へ。

日本語の案内を指さして、「見てごらん、あそこに漢字が書いてあるよ。千、本、鳥…」と英語で教えるお父さんと、真剣に聞く小さな男の子の姿が印象的でした。
コロナのある生活にもすっかり慣れて、家族で海外旅行を楽しむ人が増えてきたんだなぁと実感しました。

初めて見る千本鳥居は、想像より大きかったです!

アジアや欧米、アラブ系など、海外からの観光客の方たちがひっきりなしにポーズを決めて記念撮影していました。
東京オリンピックのプロモーションビデオでも見たこの景色、やっぱり撮りたくなりますよね。

鳥居の中は人が多くて、絵葉書などで見る静かな印象とは真逆でしたが、想像以上の数に驚きました。
境内には、約1万基もの鳥居があるのだとか。

裏側にある日付を見ると、ここ10年程度の間に奉納されたものがほとんどでした。
根本が腐ってきている鳥居や、鳥居を抜いたと思われる穴があったので、傷んだものから撤去されているのでしょうか。

参拝をして千本鳥居のごく一部を見るだけなら、混んでいなければ最短30分とのことですが、奥にはまだまだたくさんの鳥居やお社があります。
せっかくなので、最短距離では帰らず、もう少しだけ奥の方まで。

鳥居は少し小さくなりますが、人が少なくて穴場かも。
マスクを外せば、植物いっぱいの森の奥のような清々しい空気も味わえます。

鳥居奥の橋からの眺め。

自然石がごろごろと並ぶ小さな川が綺麗でした。
豊かな緑と澄んだ空気、水の音に癒されます……。
近くには、この景色を眺めながら抹茶ソフトなどをいただける茶屋も。

散策を終えた後は、娘が楽しみにしていた屋台エリアへ。
お魚好きの娘は、初めて食べる鮎の塩焼きに大興奮でした!

他にもチーズフライやポテト、焼き団子、豚汁、焼きたてケバブのピタサンドなど、たくさんのお店がでていました。

最寄り駅から続く参道にも、お店がたくさん並んでいました。

いなり寿司、山椒、七味、スズメの焼き鳥、うなぎ、おかき、和小物など、京都らしいお店がいっぱいで見ていて飽きません。

駅から近く、神社もお店もコンパクトにまとまっていて迷うこともなく、子供と一緒でも観光しやすかったです。
また日をあらためて、もう少し人が少ない時にじっくり見てみたいと思いました。

車を停めた駅まで戻ったら、すっかり夜。
駅前らしいイルミネーションに、娘は大興奮でした。

人が多くてちょっと大変だったけど、良い思い出になりました。