新年度
2021年4月8日
4月になりました。
もうすっかり春ですね。
新年度のスタートに伴い、
いくつかの制度やサービスに変更がありました。
中でもニュースでよく見かけたものは、
「総額表示の義務化」でしょうか。
商品やサービスの価格を、
消費税込みの価格で表示するというルールですね。
①980円+税
②980円 (税込1,078円)
4/1以降、これまでよく見かけた①の表示は認められず、
②のように税込みの支払総額を表示しなければいけなくなりました。
消費者にとっては、②の方が支払総額が一目で分かってありがたいのですが、
同時に「なんか高いな」と感じてしまうのも事実です。
これまでと支払う金額は変わらないのに、
値上げ感があるのは、不思議な消費者心理ですね。
この消費者心理を払拭するために、
従来の税抜価格をそのまま税込価格とすることで、
実質的に値下げを行った企業もあるようです。
企業と消費者の間でこのような心理戦が繰り広げられている中、
一説によると、この総額表示には政府の増税意図もあるそうです。
総額表示にすることで消費税が商品価格に溶け込んで目立たなくなり、
消費税の負担額が把握しづらくなることで、
今後、消費税率の引き上げが行いやすくなるとかならないとか…
1989年に税率3%で導入された消費税。
30年後の2019年には税率が10%まで引き上げられました。
今後どこまで引き上げられていくのでしょうか。
ご近所の立派な枝垂れ桜。
今年も見事に花を咲かせていました。
我が家の新年度は、
ピカピカの1年生の入学式からスタートします!